三国志xタロット

タロットの解釈を三国志で表現してみる実験ブログ

桃園結義に学ぶ〜三国志を読んで終わり、と読んでからが始まりにする人の違い〜

三国志の世界は、劉備(字は玄徳)殿、関羽(雲長)殿、張飛(益徳)殿の三人が黄巾軍討伐の義勇軍(ボランティア軍。武器代や兵糧など全て自分もち)を募集する立札を見て「俺たちの出番だ!」と義兄弟の誓いをして出陣するところから始まります。

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「生まれた時は違えど、死ぬ時は共に!」と桃園で誓った桃園結義。

ここから全ては始まります。

で。黄巾軍を討伐してくれる人、熱烈募集〜ボランティアだけどね♪って立札が掲げられた時に、

それを世に出る機会と捉えるのか、民間にボランティア活動させるなんて世も末だね〜って嘆くのか、とりあえず書いている内容意味不明だからいいや、って人ごとで終わらせるのか、そんなことより今日の晩ご飯が気になるのか。

人それぞれです。

立て札自体に、いいも悪いも、ありません。
ポイントはそれをどう捉えるか?

中国全土で掲げられた立て札。
当然、中には意気揚々と軍馬を引き連れて参戦したものの還らぬ人になったって人の方が多いと思います。
その人たちや家族からしてみたら、「あの立札さえなかったら」です。

でも、立て札は、普通の立札。何かが仕掛けられているわけではありません。

要は活用次第でよくもなるし、悪くもなる。
もちろん、活用するのは他の誰でもない、自分自身。

ってことで三国志も同じ!!!

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三国志をとりあえず、一通り読んで終わるのか(或いは途中で読むのを断念)それとも読んでからが三国志な人生の始まりにするのか?

三国志の捉え方は人それぞれ。出会った作品によって印象も人それぞれ。
三国志に出会った時の状況や心境によっても変わってきます。

なので三国志を読むのに適した時期ってのはないし(寧ろ年中無休でOK、死ぬまで有効)早ければ早いほどいいってこともありません。

大切なのは三国志とどう生きるか?
三国志をどう活かすか?

三国志を読んだからと言って、必ずしも人生を大きく変えるような衝撃は受けないかもしれないし、読んだら私のように人生が大きく変わるかもしれない。
でも、それは自分次第。

三国志がいいとか、悪いとか決め付けるのではなく、まずは読んでみなきゃ解らない。

三国志に限らず、何事も良い悪いではなく自分なりに活かせるかどうか?
って視点からとりあえず始めてみては如何でしょうか?

三国志の英雄たちに謙虚に学ぶのが目的です。
三国志の議論や知識披露会は受け付けておりません。

悪しからずご理解ください。